新築一戸建、中古一戸建、土地、マンションの購入、売却はあらたホームまで

あらたホーム

ブログ

手付金について簡単に説明します。

お客様、契約に向けてお話をしていると手付金について間違った認識をされている方がいます。

 

これから不動産を購入しようと思っている方が手付金について知っておいた方が良い以下2点を簡単に説明しておきます。

 

①手付金は、物件の売買金額の一部を先払いするもの

②手付金の支払いは自己資金で捻出する必要がある

 

 

①手付金は、物件の売買金額の一部を先払いするもの

 

手付金とは、物件の売買金額の一部を先払いするもので、賃貸の礼金のようなものではありません。

 

不動産を購入する場合、売主と買主の間に、不動産売買契約 → 物件引渡し(決済)の2つのステップがあります。

 

手付金は不動産売買契約時に買主→売主に支払うものです。

例えば物件価格が3,000万円で手付金が100万円だった場合、不動産売買契約時に買主から売主に手付金100万円を支払います。

 

不動産売買契約後に買主は住宅ローンの本審査を行いますが、住宅ローンの本審査が通過した場合は物件引渡し(決済)に進みます。ここで、手付金として先に100万円を支払っているので、残りの2,900万円を売主に支払うことでトータル3,000万円を支払うことで物件引渡しが行われます。

 

手付金とは、売買金額の一部を先払いしているだけで、決して損をしているものではありません。

 

 

②手付金の支払いは自己資金で捻出する必要がある

 

住宅ローンを諸費用込みでフルローンする方が増えています。

フルローンすると最終的には自己資金は0円で購入できますが、実は一時的に自己資金の負担は必要です。

その1つが手付金です。

 

住宅ローンが融資実行されるタイミングは、物件引渡し(決済)になります。

手付金は先に説明した通り、不動産売買契約時に支払う必要があり住宅ローンの融資実行前なので、先に自己資金で負担する必要があります。

 

最終的には、物件引渡し(決済)時に先に支払った手付金を含めた物件価格が融資されるため、手付金を除いた残代金を売主に支払い、先に手付金で支払ったお金が残る(戻ってくる)ことになります。

 

手付金の金額は取引毎に異なりますが、大手仲介会社が仲介する場合は、通常、物件価格の5%が手付金となります。

3,000万円の物件の場合は手付金は150万円となります。

 

諸費用込みのフルローンする場合でも、最低限、手付金を支払うことができる自己資金は必要になりますのでご注意下さい。

 

手付金を支払う意義など説明すると複雑になってしまうので割愛しますが、この2点は覚えておいて下さい。

①手付金は、物件の売買金額の一部を先払いするもの

②手付金の支払いは自己資金で捻出する必要がある

 

あらたホーム 新井

ページ先頭へ