変動金利と固定金利どっちがお得？
あらたーホームの新井です。
住宅ローン変動金利と固定金利どっちがお得なの？
今回は変動金利と固定金利の違いについて説明します。
■変動金利
変動金利は定期的（３ヵ月、半年、毎月など金融機関で異なる）に金利が見直され、返済額が金利に応じて増減します。変動金利ではその時々の金融情勢に応じた金利になるので低金利時には住宅ローンの金利も低くなりますが、金利が上昇すれば住宅ローンの金利も上昇します。
実は、銀行も貸し出しする資金はいろいろなところから調達しますが、通常は変動金利で調達するため銀行にとっても利益を確保しやすい特徴があります。
現在は低金利の為、変動金利の方がお得ですが、将来的な金利は誰にも分からないので絶対に変動金利の方がお得とは言えません。変動金利は金利上昇のリスクを借主が負う金利タイプになります。
■固定金利
固定金利はその名の通り、金利が固定されているので、将来どのような経済情勢になろうと支払金額が現時点で確定するローンです。
先に述べた通り、銀行は変動金利で資金を調達するため、いったん特別な市場で固定金利に変換してから貸し出しをします。銀行にとっては手間がかかるため金利は高くなりがちです。
しかし借りる側にとっては現時点で支払が確定するという安心感は大きく固定金利を選択する人も多くいます。
■変動金利と固定金利のメリット・デメリット
| メリット | デメリット | |
| 変動金利 |
固定金利より当初の支払額が少ない
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金利の上昇時に返済額が増加する
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| 固定金利 | 金利が上昇しても返済額が一定 | 金利の下降時でも高金利で返済しなければならない。 |
住宅ローン金利は過去20年以上にわたって低水準が続いていますが、いつから本格的な上昇に転じるかは予測が難しい状況です。
現在の金利状況から短期的には変動金利がお得ですが、中長期的は金利の変動は誰にも分からないのでどちらがお得とは言えません。銀行に相談しても、どちらの方がお得ですとは絶対に回答はしません。
将来的なリスクはあるが現在の低金利の恩恵を受けられる変動金利にするか、安定した固定金利を選択するかは借主の方の考え方次第になると思います。
以上です。
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