2019.05.12
みんなが気になる中古マンションのアレコレ!
あらたーホームの新井です。
国土交通省が、「平成30年度マンション総合調査結果」を発表しました。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000058.html
その中で、興味深い調査結果をピックアップしました。
①マンションの空室割合
平成25年度と平成30年度を比較すると、空室があるマンションの割合は減少しており、37.3%となっている。そのうち、空室戸数割合0%超~20%のマンションの割合は36.1%に減少した一方、空室戸数割合が20%超のマンションは1.2%へ増加している。
空室になるマンションとそうでないマンションの二極化の兆候ともいえるでしょうか
②マンション購入の際に考慮した項目
マンション購入の際に考慮した項目は、駅からの距離など交通利便性が72.6%と最も多く、次いで、間取りが63.7%、日常の買い物環境が52.8%など、生活環境に関する項目で半数を超えていた。一方、管理運営に関する、共用部分の維持管理状況は11.5%だった。
③耐震診断・耐震改修の実施状況
旧耐震基準に基づき建設されたマンションのうち耐震診断を行ったマンションは34.0%となっており、そのうち「耐震性があると判断された」割合は40.8%であった。また、「耐震性がないと判断された」マンションのうち、「耐震改修を実施する予定はない」割合は38.1%であった。
ちょっと怖いデータですね。
旧耐震の物件購入を検討されている方は、事前確認は必須ですね。
④マンションの老朽化問題についての対策
マンションの老朽化問題についての対策の議論を行い、建替え等又は修繕・改修の方向性が出た管理組合は21.9%となっている。一方、議論は行ったが方向性が出ていない管理組合は16.6%、議論を行っていない管理組合の割合は56.3%であった。
これから老朽化したマンションは増えていきますので、これも気になるデータですね。
⑤トラブルの発生状況
平成25年度と平成30年度を比較すると、特にトラブルがないマンションは23.2%に減少しており何らかのトラブルを抱えているマンションが増えている。
発生したトラブルについては、居住者間のマナーをめぐるトラブルが55.9%と最も多く、次いで建物の不具合に係るトラブルが31.1%、費用負担に係るトラブルが25.5%となっている。
いくつか目についたデータをピックアップしましたが、その他にも「長期修繕計画に関すること」や「大規模災害への対応状況」などの項目もあります。
マンション購入を検討されている場合には、ぜひこのようなデータにも目を通してみてはいかがでしょう。
以上です。
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