2019.05.13
1帖(畳)の大きさってご存知ですか?
あらたーホームの新井です。
1帖(畳)の大きさってご存知ですか?
不動産の販売図面では各居室の大きさは~帖(畳)と表示されていますが、実際の大きさってご存知ですか?
また帖と畳って何が違うの?という疑問もありますよね。
今回は、各居室の大きさを表示する帖(畳)について書いていきます。
まず最初に「帖」と「畳」の違い
これは実は、決まった定義はありません。
元々は畳は日本の家は和室がメインだったため「畳」が使われていましたが、現在の住宅の床材はフローリングが主体となっているため、畳を敷いている和室と区別するために、和室には「畳」、洋室やリビングなどは「帖」を使うようになったと言われていますが現在では和室、洋室ともに帖を使われていることが多いです。
ちなみにあらたホームのサイトでは和室、洋室とも「帖」を使っています。
特に拘った理由はありませんが、漢字変換したときに「帖」が最初に表示されるのでこちらを利用しています。
では1帖は何㎡でしょうか?
先に結論を言うと
「1帖(1畳)」=「1.62㎡以上」となります。
これは「不動産広告を規制する不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)」では、居室等の広さを畳数で表示する場合、畳1枚あたりの広さは、1.62㎡(各室の壁心面積を畳数で除した数値)以上となっているからです。
しかし日本全国には以下のように畳のサイズは異なっています。
・京 間:95.5cm × 191cm(約1.82㎡) 西日本エリア
・中京間:91cm × 182cm (約1.65㎡) 東海エリア
・江戸間:88cm × 176cm (約1.55㎡) 東日本エリア
・団地間:85cm × 1,70cm (約1.45㎡) エリアに関係なくアパートやマンションなどの集合住宅で採用
京間と団地間で6畳の㎡数を計算すると、京間は10.9443㎡、団地間は8.67㎡となり2.2743㎡異なることになります。
1帖以上の差が出てしまう事になりますね。
こんなに違うのであれば大変ですね。
でもご安心を!
不動産の表示に関する公正競争規約(表示規約)があるので、中京間の「91cm×182cmの約1.65㎡」を1帖と計算していることが一般的ですので、あまり気にしなくても大丈夫です。
ちなみに洋室の場合も㎡数から算出して何帖と表記しているので、一般的な広さには変わりはありません。
今回はちょっとした豆知識ですが、今後内見する際は、こんな豆知識を意識して見てみると面白いと思います。
ぜひご参考にして下さい。
以上です。
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