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相場よりも安い借地権の物件 買っても大丈夫?

あらたーホームの新井です。

 

近隣の相場よりも2割~3割安い物件を見たことがありませんか?

 

よく見ると「借地権」という言葉があるかもしれません。

この「借地権」の不動産は買っても大丈夫なの?

 

今回は借地権の物件について説明していきます。

 

目次

1、借地権とは

2、借地権のメリット・デメリット

3、まとめ

 


1、借地権とは

 

不動産を購入する場合、土地と建物の所有権を購入するのが一般的です。

 

一方借地権の物件とは、不動産所有権の売買対象は建物のみで、土地は別の第三者が所有しており、その土地を所有している第三者から借りる権利を譲り受ける取引を借地権の物件といいます。

 

土地と建物の所有者が別で本当に大丈夫?

 

ではそんな借地権物件の、メリット・デメリットを以下表で説明します。

 

2、借地権のメリット・デメリット

借地権にはメリット・デメリットがありますが、どちらかと言えばデメリットの方が多いです。借地権を検討する場合は、以下のデメリットを理解して検討することをお勧めします。

借地権のメリット 借地権のデメリット

 

〇安い・・・一番のメリットは相場よりも60%~80%程度で購入できることです。借地権付き物件のメリットはこれにつきます。

 

〇土地の税金がかからない・・・土地を所有していないため、不動産購入時の不動産取得税や毎年かかる固定資産税の支払いが不要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■借地権には期限がある・・・土地を利用できる期間には期限があります。借地権の契約には原則的に更新ができる「普通借地」と、期間が経過した場合に契約が終了する「定期借地」というものがあります。どのような契約になっているのかはよく確認しましょう。

 

■銀行の融資が受けづらい・・・土地を第三者が所有していることから担保価値が低くなり、希望する融資額が受けられないなどの可能性があります。また借地権を譲渡するためには、地主の承諾が必要になり、フラット35などは地主の承諾書の提出が必要になるため、手続き等が面倒で、場合によっては地主に手数料が支払う必要もあります。

 

■銀行の融資期間が短い場合がある・・・35年の融資を希望しても、金融機関によっては、借地権契約の残年数までしか融資期間が設定されない場合があります。借地権契約の残りが20年だと20年返済という条件になる場合があります。

 

■地代がかかる・・・土地の税金がかからないかわりに地主に地代を支払う必要があります。

 

■リフォームする場合地主の許可がいる・・・建物をリフォームする場合、地主の許可がいるケースがほとんどです。リフォームの規模によっては地主に支払いが発生するケースもあり、気を付けなければなりません。

 

 

上記の通り、借地権付きの物件には多くのデメリットがあります。

 

結果として所有権の物件よりも「流動性が低い」「人気がない」「住宅ローン審査が通りづらい」ということから売却しずらいということになります。

 

住み続けている場合は、所有権の物件との違いはあまり感じられないと思いますが、実際に売却しようと考えた際に、ご自身が思っている以上に売却の難易度が高いです。

 

この借地のように、相場価格より安く販売されている物件には、必ず何らかの理由があります。借地の物件が割安なのも、それなりの理由があっての価格設定となっているのです。

 

具体的な借地権の物件としてのリスクを承知したうえでの購入であればよいのですが、その物件を売りたい側の不動産事業者の言葉に惑わされてしまうことのないように気を付けたいものです。

 

以上です。

 


まとめ

 

借地権の物件は相場よりも60%~80%程度で設定されることが多い。

 

借地権の物件は住宅ローンが受けづらい、リフォームするにも地主の許可がいるなどデメリットが多い

 

借地権の物件を購入する場合は、そのリスクをきちんと把握する。ただ単に安いという理由だけで購入すると将来的に後悔する可能性もあるので注意が必要。

 

以上です。

 

 

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