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マンション構造の基礎知識 S造、RC造、SRC造とは?

あらたーホームの新井です。

 

マンション探しをしていると、ネット掲載情報や、物件の販売図面に建物の構造がS造、RC造、SRC造というキーワードが記載されているのを見たことがあると思います。

 

でも、S造、RC造、SRC造の違いや特徴などよく知らない方も多いのではないでしょうか?

 

今回はマンション構造の基礎知識について書いていきます。

 

目次

 

1、3つの構造

2、S造(鉄骨造鉄骨造)

3、RC造(鉄筋コンクリート造)

4、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)

5、メリット、デメリット

 


 

1、3つの構造

 

マンション構造には、S造(鉄骨造)、RC造(鉄筋コンクリート造)、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の3種類の構造があります。

 

マンションの規模や構造、予算などによってどの構造が適しているのか異なります。それぞれの特徴を以下に書いていきます。

 

 

 

 

2、S造(鉄骨造)

 

鉄骨造は柱や梁などに鉄骨を使用しています。また使用されているSteel(鋼)を略してS造と呼ばれています。

 

鉄骨造には、重量鉄骨と軽量鉄鋼があり、鋼材の厚さが6mm以上のものを重量鉄鋼とい、6mm未満の鋼材を軽量鉄鋼といいます。

 

特徴は建物自体が軽くなり、工期が短く、低層マンションに見られます。またその他には 体育館や工場など大空間にも使用されます。

 

 

 

3、RC造(鉄筋コンクリート造)

 

鉄筋コンクリート造は、RC造とも呼ばれます。これは英語のReinforced Concreteを省略したもので、「補強されたコンクリート」という意味です。

 

コンクリートは、高い圧縮強度を持ちますが、反対に引っ張り強度が弱いという特徴があり、鉄筋は反対に圧縮強度が弱く引っ張り強度が強いという特徴があります。

 

鉄筋コンクリートはコンクリートと鉄筋のそれぞれの短所をカバーした構造で中低層マンションに多くみられます。

 

 

 

 

4、SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)

 

鉄骨構造と鉄筋コンクリート構造の両方の特徴を兼ね備えているのが特徴です。

 

高層マンションにおいて、強度的にRC造よりも強いものを求められる場合に用いられます。工期が長く、工事費も高くつくことが欠点といえます。現在は技術の進歩により高層マンションでもRC造を使う事が増えてきています。

 

 

 

5、メリット、デメリット

 

S造、RC造、SRC造のそれぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。

構造 メリット デメリット
S造

・強度が高い

・剛性が高い(変形しにくい)

・靭性が高い(破断しにくい)

・プラン変更の自由度が高い

・低層マンションに適している

・RC造、SRC造と比較して建築コストが安い

・錆に対する耐性が低い

・火熱に弱い

・断熱が弱点

RC造

・防音性、 耐火性、 耐震性に優れる

・建物の形を比較的自由に設計できる

中低層マンションに適している

 

・工程が複雑化するので工事が長期化する

・工期が長くなるので建築コストも高くなる

・建物自体の重量が増えてしまうので場合によっては地盤の強化などが必要

 

SRC造

・鉄骨構造と鉄筋コンクリート構造のメリットを併せ持っている。そのため高層階の建物に最も適している。

・防音性、 耐火性、 耐震性に優れる。

・コンクリートで鉄骨を囲むので錆に対する体性も高い

・工程が複雑化するので工事が長期化する

・工期が長くなるので建築コストも高くなる

・建物自体の重量が増えてしまうので場合によっては地盤の強化などが必要

 

 

建物の構造によって防音性、 耐火性、 耐震性などが異なってきます。

 

これからマンション探しをする方は、建物の構造も意識して見ると良いと思います。

 

ぜひ、ご参考にして下さい。

 

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