2019.11.20
不動産の値引き交渉を有利に進めるために知っておくべき4つのこと
あらたーホームの新井です。
売主は、少しも高く売りたい、買主は少しでも安く買いたいと思うものです。
不動産は物件単価が高いので、100万円単位の値引きなどは普通によくあることです。
値引き交渉を少しでも有利に進めるためにも、今回は、不動産の値引き交渉について知っておくべき4つのことを書いていきます。
目次
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1、すべての物件が値引きできる可能性はある
大前提として、新築、中古問わずすべての不動産物件は、値引きできる可能性はあります。
物件単価が高いので、100万円単位の値引きなどは普通によくあることです。
値引き交渉に応じるかどうかは、やってみないと分かりませんが、不動産仲介会社は、買主から値引き交渉の依頼がなければあえて値引きの話はしませんので、必ず値引き交渉の依頼はしましょう。
2、十万の桁の端数は値引き交渉しやすい
十万の桁の端数は値引き交渉がしやすい金額になります。
(例)2,860万円 →60万円引きの2.800万円
十万の桁の端数は、値引き用にあえて価格設定している不動産会社が多いため、販売当初や、値引きしたばかりと例外を除き、かなりの確率で値引きに応じてくれる可能性は高いです。
3、本当の値引き交渉は申込書ありき
ある程度の値引き額を希望する場合は、その金額まで下がるのであれば購入するという意思を示す申込書の提示が必要になります。
申込書がなくても値引き交渉はできますが、購入する意思もないのに値引き交渉しても相手にしてくれません。
その物件を気に入り、この金額まで下がるのであれば購入したいと思ったら、購入意思を示すためにも、購入希望金額を記入した申込書の提示が重要となります。
4、値引き交渉がしやすいタイミング
値引きに応じるかを決めるのは、当然、売主です。
買主が、100万円値引きしてくれたら買うといっても、売主がそれに応じなければ取引は成立しません。
しかし売主は売却依頼している不動産仲介会社の声を参考してしていることが多いので、仲介会社が値引き交渉に協力的であれば、売主が値引きに応じる可能性は高くなります。
では、不動産仲介会社が値引きに協力的になるタイミングというのはどのような場合でしょうか?
①売却開始から2ヵ月以上経っても売れていない物件
ある程度の期間売れないと、売主も本当に売れるのか?と焦ってきますが、売主から売却依頼を受けている仲介会社も焦りだします。
売却依頼を受けている不動産仲介会社は売主と3カ月単位で売却依頼を受ける契約(媒介契約)を結んでいます。
媒介契約は自動更新ではなく、3カ月毎の再契約になるため、長い間売れないと、売却の依頼先を別の不動産会社に変更されてしまう可能性が出てくるので、ある程度の期間売れない物件は、不動産会社も値引き交渉には協力的になる可能性が高くなります。
②月末近く
これは、売主から売却依頼を受けている不動産会社の都合(正確には担当営業のノルマの都合)で、月末までに契約できるのであれば値引き交渉頑張りますという事は良く聞きます。
売主の利益に反していますが、大手中小の不動産会社問わず、実際にはよくある話です。
③相場より高い物件
相場より高い価格は、基本的には売主希望で価格設定されている事が多いです。
相場より高ければ反響も少なくなかなか売れないので、売却依頼を受けている仲介会社も値引きに協力的になってくれることは多いです。買主としては、その価格が相場より高いということを知っていることが重要になります。
値引き交渉というのは、売主、買主だけでなく、不動産仲介会社も含めた駆け引きになります。
これらの4つのことを知っているだけでも交渉を有利に勧められる可能性は高くなりますのでぜひ、ご参考にして下さい。
以上です。
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